飛騨高山・白川郷エリアの観光情報

岐阜県北部に位置し、北アルプスなどの山々に囲まれたエリア。古くからの町屋が多く残る風情あふれる飛騨高山、茅葺屋根の合掌造家屋が立ち並び日本の原風景を残す世界遺産の白川郷・五箇山、北アルプスの麓に個性的な5つの温泉が湧く奥飛騨温泉郷や日本三名泉のひとつ下呂温泉など、大自然に囲まれた多様な観光エリアを有します。

飛騨高山

市街地の中心部に残る、江戸時代以来の城下町・商家町の古い町並みの景観から「飛騨の小京都」と呼ばれる人気の観光地です。毎年春と秋に開催され、豪華絢爛な祭屋台が曳き揃えられる高山祭の期間をはじめ、国内のみならず日本国外から多くの人が訪れます。

アクセス

新宿から高速バス「飛騨高山線」利用、高山濃飛バスセンター下車

観光スポット
古い町並

江戸時代の城下町・商人町として発展した上町、下町の三筋の町並みを合わせた総称で、江戸末期から明治期に建てられた屋敷等が軒を連ねる通りには地酒や朴葉味噌など、飛騨高山ならではの名産品を扱う店が並び、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。お土産物を選んだり、食べ歩きをしながらの散策が楽しめます。少し疲れたら町家を利用したカフェやレストランなどでひと休み。近くには宮川が流れており、橋も含め情緒のある風景を楽しめます。

【アクセス】高山濃飛バスセンターから徒歩

高山陣屋

陣屋は江戸時代に飛騨の政治を担った幕府の出先機関です。かつて日本全国に60以上あった陣屋のうち、現存するのはここだけで、当時の役人が働いていた建物や、蔵などを見学することができます。

【アクセス】高山濃飛バスセンターから徒歩または、まちなみバス(左回り)に乗車、高山陣屋前 下車

高山祭屋台会館

毎年10月に行われる秋の桜山八幡宮例祭(八幡祭)で使われる実物の屋台(山車)を常設展示しています。この秋の八幡祭と、春の日枝神社例祭(山王祭)を総称して「高山祭」と呼び、秋には11台、春には12台の豪華絢爛な屋台による曳き揃えやからくり奉納などが行われます。高山祭は2016年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。

【アクセス】高山濃飛バスセンターから徒歩

飛騨民俗村・飛騨の里

飛騨地方の代表的な建築様式の民家など30数棟が立ち並ぶ野外集落博物館です。里山の豊かな自然の中、飛騨地方の農山村の生活用具が数多く展示されているほか、わら細工やさしこ、さるぼぼなど民芸品の作成体験もできます。紅葉の季節や冬は民家のライトアップもあり幻想的な景色が広がります。

【アクセス】高山濃飛バスセンターからさるぼぼバスに乗車、飛騨の里下車

奥飛騨温泉郷

アクセス

新宿から高速バス「飛騨高山線」利用、平湯温泉下車。平湯温泉以外の各温泉・新穂高ロープウェイへは路線バスに乗換

観光スポット
新穂高ロープウェイ

2区間のロープウェイで構成されており、標高 2156m の西穂高口駅屋上の山頂駅展望台からは、西穂高岳や槍ヶ岳など雄大な北アルプスの山々を一望できます。第2ロープウェイは一度に約120人が乗車することができる日本で唯一の2階建てロープウェイで、高低差848m、全長約2.5kmを約7分で昇り、車窓からは迫力ある景色を見ることができます。

【アクセス】平湯温泉から新穂高ロープウェイ行路線バスに乗車、新穂高ロープウェイ下車

奥飛騨温泉郷

北アルプスの麓に湧く平湯温泉、福地温泉、 新平湯温泉、栃尾温泉、新穂高温泉の5つの温泉地で構成されています。日本屈指の豊富な湯量を誇り、宿泊だけでなく気軽に利用できる立ち寄り湯も多くあります。築100年以上の古民家を移築・利用し、野趣豊かな露天風呂を持つ宿が多いことも奥飛騨温泉郷の特徴のひとつです

【アクセス】平湯温泉から新穂高ロープウェイ行路線バスに乗車

乗鞍

アクセス

新宿から高速バス「飛騨高山線」利用、平湯温泉下車。乗鞍方面路線バスに乗換

観光スポット
乗鞍岳

北アルプスの南端に位置し、剣ヶ峰(3026m)を最高峰に23の峰からなります。自動車が通行できる道路としては日本一高い地点である標高2702mの畳平まで、岐阜県側の乗鞍スカイラインと長野県側の乗鞍エコーラインでアクセスできますが、自然環境を保護するためマイカーでの通行は禁止されており、バスまたはタクシーを利用する必要があります。畳平は剣ヶ峰(所要約90分)等への登山の拠点となっているほか、下にはお花畑が広がり、整備された遊歩道で高山植物を楽しむことができます。観光シーズンは5月15日から10月31日までです。

【アクセス】平湯温泉から乗鞍(畳平)行路線バスに乗車。乗鞍(畳平)下車

乗鞍山麓 五色ヶ原の森

北アルプスの南端にある約3000ヘクタールの広大な森林地帯です。永年、未踏の秘境として守り続けられてきたこの地は、手付かずの原生林の中に、滝、渓流、池、湿原が点在しています。2つの散策コースがあり、ガイドの同伴でのみトレッキングを楽しむことができます。ツアー期間は5月20日~10月31日です(融雪・降雪等の状況により変更される場合があります)

【アクセス】平湯温泉から高山濃飛バスセンター行路線バスに乗車、ほおのき平下車。

白川郷・五箇山

アクセス

新宿から高速バス「飛騨高山線」利用、高山濃飛バスセンター下車。白川郷方面路線バスに乗換、白川郷下車

観光スポット
白川郷

厳しい自然環境の中で人々の知恵と工夫を結集して作り上げた独特の茅葺合掌造りの家屋が集落として現存していることが評価され、1995年に世界文化遺産に登録されました。その中心となる合掌造り集落群は荻町地区にあり、おおむね江戸時代末期から明治時代に建てられた150棟ほどの建物が立ち並びます。集落の北側にある展望台からは、田んぼの中に合掌造り集落が点在する日本の原風景を一望することができます。

【アクセス】白川郷バスターミナルから徒歩

五箇山

白川郷とともに、「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として世界遺産に登録されました。相倉(あいのくら)集落には23棟の、菅沼(すがぬま)集落には9棟の合掌造りの家屋が現存しており、古いものは江戸時代に建造されたものです。
写真提供:南砺市交流観光まちづくり課

【アクセス】白川郷バスターミナルから、高岡行「世界遺産バス」乗車、菅沼または相倉口下車 路線バスのご案内

飛騨古川

高山の奥座敷とも呼ばれ、古い町並みや連なる白壁土蔵とその袂に流れる瀬戸川に代表される、美しい町並みが有名です。出窓や出格子など町の随所に見られる伝統的な建築様式、和ろうそくや飛騨春慶などの伝統工芸、飛騨の匠の技と心意気が受け継がれた「匠の里」としても知られています。

アクセス

新宿から高速バス「飛騨高山線」利用、古川駅前下車。または、高山濃飛バスセンター下車、古川方面路線バスに乗換、「古川駅前」下車

観光スポット
白壁土蔵街

飛騨古川は高山の奥座敷といわれ、町の中心部は、お寺の石垣や500mにわたって立ち並ぶ白壁土蔵を背景に、1000匹余りの色とりどりの鯉が泳ぐ瀬戸川が流れる、情緒豊かな古い街並みを形成しています。散策を楽しみながら、酒蔵や和ろうそく作りを見学することもできます。

【アクセス】古川駅前から徒歩

飛騨古川まつり会館

高山祭とともにユネスコ無形文化遺産に登録された古川祭。飛騨古川まつり会館では、古川祭の9台の屋台のうち3台と御神輿を常時展示しているほか、からくり人形の操作や、起し太鼓の試し打ち体験など、実物の祭りさながらの臨場感が味わえます。

【アクセス】古川駅前から徒歩

下呂温泉

アクセス

新宿から高速バス「飛騨高山線」利用、高山濃飛バスセンター下車。下呂方面路線バスに乗換、下呂駅前下車

観光スポット
下呂温泉

開湯は1000年以上前とされる由緒ある温泉で、有馬、草津とともに「日本三名泉」のひとつとされ、ツルツルした肌ざわりから「美人の湯」と言われています。「湯めぐり手形」を購入すれば、それぞれ特色ある浴場を持つ手形加盟旅館の中から3軒に入浴する事ができます。

【アクセス】下呂駅前から徒歩

中津川

アクセス

新宿から高速バス「新宿~名古屋線」利用、馬篭(馬篭宿)または中津川(インター)下車。
「馬籠」バス停から馬籠宿入口まで徒歩約15分
高速バス「新宿~名古屋線」のご予約は こちら

観光スポット
馬籠宿

馬籠宿は、石畳が敷かれた坂に沿った中山道の宿場町です。坂道の両脇には昔ながらの古い町並みが復元され、土産物屋や昔ながらのカフェが並び、食べ歩きや買い物をしながら、ノスタルジックなまち並みを楽しめます。
馬籠宿から、となりの妻籠宿までは約8キロメートル、ゆっくり歩いて約3時間。人気のハイキングコースになっています。

【アクセス】中央道「馬籠」バス停から馬籠宿入口まで徒歩約15分