木曽・駒ヶ根・諏訪エリアの観光情報

長野県南部に位置するエリア。
木曽は、御嶽山系と中央アルプスの高山に挟まれ、山深い急峻な谷間に流れる木曽川沿いの街道に、奈良井宿など江戸時代の風情を色濃く残す11の宿場町が点在します。
駒ヶ岳の麓に位置する駒ヶ根の街からは、西に中央アルプス、東に南アルプスの3千メートル級の山々を望むことが出来ます。諏訪地域は、周囲を北東にかけては八ヶ岳連峰、南西にかけては南アルプスに囲まれ、諏訪湖を中心とした山と湖のある風景は「東洋のスイス」と称されます。

木曽路

江戸時代の五街道のひとつ、京と江戸を結ぶ中山道のうち、信濃馬籠より贄川までを結ぶ街道。木曽を通るので「木曽路」とも呼ばれ、11の宿場町があり、かつては多くの旅人で賑わいました。今でもいくつかの宿場では当時の面影を見る事が出来ます。

アクセス

新宿から高速バス「木曽福島線」利用

観光スポット
奈良井宿

木曽路11宿の中で北から2番目にあたり、奈良井川に沿って約1kmにわたって町並みが形成される日本最長の宿場で、かつては街道を行き交う旅人で栄え、その様は「奈良井千軒」と謳われ木曽路一番の賑わいでした。旅籠の軒灯や千本格子など、今なお江戸時代の面影と日本の情緒を色濃く残す観光スポットです。木曽路の中で標高が高く、自然も豊かで四季折々の風情が存分に楽しめます。

【アクセス】高速バス「木曽福島線」、奈良井宿下車

木曽福島(福島宿)

木曽路11宿の中で北から5番目にあたり、関所が設けられた規模の大きな宿場町として古くから栄えてきた町です。古い家並みが残っており、出梁造りや袖うだつ、千本格子などの建物が江戸時代からの水場と調和しています。夜になると行燈に火が灯り、1年を通して和むことができます。

【アクセス】高速バス「木曽福島線」、福島関所下車

開田高原

木曽馬と蕎麦のふるさとであり、標高が1100~1300mと高く、真夏でも平均気温が18度という爽やかな高原です。各所からとても雄大で美しい御嶽山を見ることができます。

【アクセス】高速バス「木曽福島線」、木曽福島駅前下車、路線バス開田高原線に乗換

駒ヶ根

中央アルプスと南アルプスの高い山々に囲まれた信州伊那谷の中央に位置し、高山植物の宝庫として知られる千畳敷カールなど、四季折々の景観を眺めながらの登山や散策を楽しめる人気の観光地です。

アクセス

新宿から高速バス「伊那・飯田線」利用

観光スポット
中央アルプス千畳敷カール

中央アルプスにある日本を代表するカール(氷河の浸食により椀状にえぐられた谷)で、高山植物の宝庫として知られています。標高2500mを超える高山帯の岩肌の真下に広がっており、春にはスキー、夏には可憐な高山植物、秋には山肌が黄金色に輝く紅葉、冬には紺碧の空と純白の雪のコントラスト、と四季折々ダイナミックに変化する雄大で美しい景色を求めて全国から多くの登山者、観光客が訪れます

山麓と千畳敷カールを結ぶ駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅は、日本一高い駅(標高2612m)で、山麓駅との標高差950mも日本一です。

【アクセス】高速バス「伊那・飯田線」駒ヶ根バスターミナルまたは駒ヶ根IC下車、しらび平方面路線バスに乗換。しらび平で駒ケ岳ロープウェイに乗換。

諏訪

諏訪大社のお膝元、甲州街道と中山道の合流点に位置する諏訪エリアは、歴史風情あふれる建物が数多く残り、また、諏訪湖の周辺には美術館や博物館、公園などが整備された文化ゾーンが形成されています。周囲には霧ヶ峰高原や蓼科高原、八ヶ岳中央高原や富士見高原など、名だたる高原が控えています。

アクセス

新宿から高速バス「諏訪岡谷線」利用

観光スポット
諏訪湖

諏訪盆地の真ん中に位置する諏訪湖は信州一大きな湖です。湖畔で散歩やジョギングをしたあとは、足湯でのんびり景色を眺めたり、湖上ではボートや釣りが楽しめます。8月に開催される諏訪湖の花火は、周囲を山々に囲まれていることから、迫力満点。2時間で約4万発の花火が、諏訪湖上一面をあでやかに染め上げます。諏訪湖ならではの水上スターマインや、全長約2㎞のナイヤガラは必見です。

【アクセス】高速バス「諏訪岡谷線」、上諏訪駅下車

八ヶ岳

長野県と山梨県にまたがる八ヶ岳は個性的な山々が連なる南北30km余りの山体です。主峰の赤岳をはじめ、標高3000m級の鋭い岩峰が続く南八ヶ岳と、原生林に覆われた比較的なだらかな峰が多く、神秘的な湖沼が点在する北八ヶ岳という、対照的な顔を持つ人気の登山スポットです。首都圏からのアクセスも良く、1泊2日という短い日程でも登山の醍醐味が味わえます。

【アクセス】高速バス「諏訪岡谷線」、中央道茅野バス停下車、茅野駅から路線バスに乗換